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ドラねこ旅日記

ぼんやり村が産んだ「蒼き流星」ことドラねこが、旅の話やランニングについて語るブログ

いつものランニングコースをハードボイルドに走ってみた

ランニング ランニング-ハードボイルド
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http://www.flickr.com/photos/99125755@N00/5562285808

photo by Iguanasan

 

ランニングについて語ること17

こんちゃーす!おいさんです。(*´∀`*)

みんな気持よく走っているかい?


今日は久しぶりに走って来ましたw

なので今回はその時のお話を語ってみたいと思います。

それではその様子をハードボイルドな文体でお楽しみください。

ほしい物リスト公開中!
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久しぶりの12km・タフガイになるために

http://www.flickr.com/photos/32132568@N06/6869647800

photo by Billy Wilson Photography

今日は天気がよかった。

曇ひとつない空は2月だというのに暖かった。

2月になったらもう一度走りだそう。そう決めていた。

わし…(じゃなかった)俺の鈍っているであろうこの体を、もう一度鍛え直すのだ。

外に出てみると風もなく寒くもない。

 

よーし、これなら走れそうだ!

 

俺は綿入りの暖かいジャージに、ヒートテックを着込み、ビブラムファイブフィンガーズを履いて家の外に駈け出した。

 

俺の住んでいる家は山の上

何もないこの山の上で、楽しみといえばブランデーと僅かな

暖かい暖炉の前で、もうずいぶん年季のはいった揺り椅子に身を沈めながら、ブランデーをちびりちびりとやりつつ、ヘミングウェイを読むのが俺のささやかな楽しみだ。

 

もちろん、女などいない

 

趣味は、たまに山に行って狩りをすること。

猟銃は俺の友達だ。俺が世の中で唯一信頼する相棒だ。

この黒く、冷たい相棒から発せられる弾丸が、山にいる猛獣を打ち抜き、その日の夕食には俺の目の前で料理されるというわけさ。

あの、採れたての鹿の味をアンタにはわかるまい。

これが俺のライフスタイルさ、マイ・フレンド。

 

だが、狩りだけをしても始まらない。

たまには外の空気を存分に吸うべく山の下に走りに行くのだ。

久しぶりのランニングはずいぶん気持ち良かった。

俺の硝煙(ガンスモーク)と葉巻の煙に満たされていた肺に、清々しい空気が満ちてきた。

体中に力が満ちて来るような気がする。

 

しかし、すぐに異変は起こった。

 

そこから降りて、いつものランニングコースを走ろうと途中まで下ったところ、なんか足が痛くなってきた。

 

アレ?おかしいな。(;´∀`)

こんなまだ1kmも下ってないところで足が痛くなるなんて、今まで一度もなかったのに…(ノ∀`)タハー

 

この不安の兆候は、後のランニングに影響したのだった。

 

甘く見ていた12km

http://www.flickr.com/photos/76404534@N00/512963321

photo by Roberto Berlim

 

足が重い。

平坦な道が続いた。人気のない道路である。

いつものホームコース12kmが、半分も届いてないのにひどく足が重く感じられる。

道も平らになって軽快に走ってきたはずの俺が、確実にペースが落ちてきた

 

 

こんな時、トニーならどうするだろう?

しかし、そんなことを思っても今は無駄だ。まだ、ゴールは遠い。

 

いまさら来た道を引き返すこともできない。

右手には一級河川である川が見える。

夏場は泳ぎに来る人が大勢詰めかけ、綺麗な水の色が走っている俺の目を楽しませる。

 

しかし、冬場の川は泳ぐ人間もいなく閑散としていて、その光景は慰めにはならない

昔別れたアイツは、今どこで何をしているのだろう?

 

 

根性で折り返し地点まで走りぬき、そこからまた足が痛くなってきた。久しぶりのランニングでファイブフィンガーズを履いてきたのが仇になったのだ。足の裏の側面が蹴りだす度にヒリヒリする。

 

こんなに追い詰められたのは、スタッガーリーに、あの港の波止場で追い詰められて以来だ。

 

今でもあの時の古傷が、俺の脇腹の下でうずく。

 

目標になる橋に差し掛かった。ここからは上り坂だ。

と、思うとすぐに下りが来る。

 

毎日走っていた普段なら楽しめたこの起伏のあるコースを、今日は苦痛を持って走らなければならない。

 

ここからは、俺と、俺の足とのドッグファイトだ!

 

衰えていた我が体

http://www.flickr.com/photos/35135181@N06/3630375604

photo by Seán Venn

二ヶ月ぶりのランニングは、確実に俺の体の衰えを確認させた。

前はなんてことないこの行程が、今日はひどく苦痛である。

 

「ひぃー、ひぃー、つらい!」(;´∀`)

 

それほどまでにこの体は、なまりまくっていた。

きっと、バーボン(…違った!)ブランデー飲み過ぎのせいだろう。

 

全身がひどく重く感じられる。

疲れてはいないのに足が動かない感じがする。

 

俺を元気づけるモノが、今日は何もない

iPodは壊れてしまったし、景色は枯れ木の目立つ冬景色である。

鳥もカラスが飛んでるだけで、時折山から降りてきたサルが、冬の食べ物を探しに畑を荒らしている場面が目につくくらいだ。

 

どこかで犬が吠えている。

 

その鳴き声が、疲れた体にひどく不愉快に聞こえる。

普段はイヤホンで塞いでいるこの耳に、そうした周りの雑音が生で押し寄せてきた。

音楽の力も無しに、俺は、この退屈なコースを走っている。

 

「ひぃー、ひぃー、は、早く家に帰りたい!」(;´∀`)

 

なんだか、もうどうでも良くなってきた。

 

 

 

もう、頭は、なにも考えられない。

 

なんとか家にたどり着く

http://www.flickr.com/photos/16230215@N08/6955304661

photo by h.koppdelaney

風が、寒くなってきた。

やっと戻ってきた自分の家への坂道を、汗で体を冷やしながら俺は登っている。

 

時刻はまだ4時のはずだ。

それでも日が隠れると、どこからか「遠州名物・からっ風」が俺の体を芯まで冷やした。

 

「明日、風邪引きそうだな…(;´∀`)」

 

日も暮れ始めて、

風も少し出てきたこの時間にひどく寒さを覚える。

明日鼻ちょうちんにならなければいいが…

 

俺の瞼の裏側には、カルメンの後ろ姿が写っていた。

 

 

こうして、なんとか12kmを走ってほうほうの体で家路につき、熱い風呂に入って(いささか熱すぎたが、)

体を温めることが出来た、わしなのでしたw

 

そーこーきょり12km タイム・不明


doraneko-travel.hatenablog.jp

 

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