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ドラねこ旅日記

ぼんやり村が産んだ「蒼き流星」ことドラねこが、旅の話やランニングについて語るブログ

明神池の悲劇 死んだiPhoneに長いお別れ。の巻

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ドラねこ上高地明神池

【目次】

 

ちわ!わしだよドラねこだよ。(=´▽`=)ノ

みんな一人旅してる?

 

「一人旅・前半戦」11日目 

今回は長野・上高地のお話。

前日に村井駅に泊まったわしは期待に胸をふくらませながら松本へと向かい、上高地へいくためのバスに乗るのでした。

 

物語はその時の様子から始まります。

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長野観光17 悶絶トイレ地獄

朝6時。いよいよ待ち構えていたこの日がやってきた。

 

今日やっと上高地に行けるんだ!

ワシはさっそく満喫のトイレに向かい、顔を洗って朝食のドリンクバーに立ち寄る。

すると驚いたことにドリンクバーの前にはトーストが並べられていて

「食べ放題 ご自由にお持ち下さい」と書いてある。

 

おお!マジで?Σ(゚д゚lll)ガーン!

朝食(と言ってもパンだけ)食べ放題なの?

 

なんとそこは朝になるとモーニングサービスでパンが食べ放題になる店だった。

このサービスは貧乏旅行者には有難い!

さっそく四枚トーストをむしゃむしゃいただく。

素パンといえども貴重な栄養源だ。

 

とかくマンガ喫茶という所で寝ると喉が渇く

ワシは意地汚くもドリンクバーの中で栄養の有りそうな野菜ジュースやリアルゴールドなど4杯ほどガブ飲みする。

しかし、それが後々悪夢を引き起こすことになる。

 

荷物をまとめ、お金を払い、村井駅にいく。

そしてやってきた8時の電車に乗り、まずは松本へ。

 

上高地へは松本駅からは直行バス(1日1便)で行く方法がある。

しかし松本からの直行バスは一日一便(しかも10時からのしかない)ので、今回は松本電鉄上高地線で約30分の新島々駅で下車し、路線バス(1日7~17便)に乗って上高地を目指す。

 

そんな運行スケジュールを昨日散々確認した。

なんせ長野の交通はヤクザだからなぁ。

松本でバスの券を買い、新島々行きの電車へ。

駅に降り立つと15分くらい待たされてバスがやってきた。

 

この間ワシは尿意を感じてトイレに行くがどう頑張っても出ない。

あきらめてトイレから出ると、もうすでにバスが来ている。

大慌てでバスに乗り込むワシ。

 

バスに揺られること30分。

なんだか山深い所にどんどん向かっていく。

辺りは峻険な山と谷が目の前に開けてくる。

うおおおっ…ワシは一体どこに連れて行かれるのだろう?

 

もうかれこれ駅を出発して50分くらいなんだが、

だんだん尿意が厳しくなってきた。

 

…も、漏れそうだ。し、シッコしたい。(-_-;)

 

早く着いてくれることを祈っていると、ようやく大正池前に到着した。

 

上高地・大正池

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 上高地(かみこうち)とは、長野県西部の飛騨山脈南部の梓川上流の景勝地である。中部山岳国立公園の一部ともなっており、国の文化財特別名勝特別天然記念物)に指定されている。標高約1,500m。全域が松本市

上高地は、飛騨山脈(北アルプス)の谷間(梓川)にある、大正池から横尾までの前後約10km、幅最大約1kmの堆積平野である。かつて岐阜県側に流れていた梓川が焼岳火山群の白谷山の噴火活動によってせき止められ池が生じ、そこに土砂が堆積して生まれたと考えられている。狭義にはこの平野のうち、観光名所として知られる河童橋の周辺だけを指す場合もある。この高度でこれほどの広さの平坦地は、日本では他に例が少ない。

気候的に山地帯(落葉広葉樹林帯)と亜高山帯針葉樹林の境界線付近の高度に位置しているため、ブナミズナラシナノキウラジロモミシラビソトウヒなど、両者の森林の要素が混在し、更にヤナギ類やカラマツを中心とする河川林や湿原が広がるなど、豊かな植生で知られている。

最終氷期(ウルム氷期)には、上高地の上部に位置する槍沢と涸沢には山岳氷河が発達し、もっとも拡大した時期には氷河の末端が上高地最深部の横尾にまで達していたと考えられている。現在も氷河によって形成されたカール地形が残っている。気候は亜寒帯湿潤気候である。1月の平均気温は-7.7最低気温は-20℃を下回り非常に寒さが厳しい。一方、8月の平均気温は19.7℃で日中でも22℃ほどにしかならず夏季はかなり涼しい。

松本駅から

上高地・乗鞍高原白骨温泉方面へは、アルピコ交通より各種企画乗車券が発売されている。

                  上高地 - Wikipedia

天気は快晴!

重い荷物を背負ってバスから降りると、素晴らしい大正池の景色がワシを迎えてくれた!

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大正池(たいしょういけ)は長野県松本市安曇にある景勝地で国の特別名勝特別天然記念物に指定されている上高地にある

池は、活火山である焼岳1915年噴火し、泥流によって梓川が堰き止められて形成された。池にある立ち枯れの木々の景観は、1928年に「上高地」が史蹟名勝天然紀念物保存法による「名勝及ビ天然紀念物」に指定される際の理由の一つとなった。              

               大正池 (松本市) - Wikipedia

辺り一帯本当に美しい景色である。こんなところがあるのか……(;´∀`)

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が、ワシは今、なにより小便がしたくてしょうがない。(-_-;)

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さっそく人混みをかき分けトイレへ。

しかし、やたら中国人が多いトイレは相当混んでいる。辟易とするワシ。なんでこんなに中国人が多いんだ?ツアーかなんかか?

後で調べたら中国人は上高地が大好きらしい。

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自分の国は環境汚染でヒドイことになってるからか?

どうにか大の方のトイレが空いたのでそちらに入って用を足そうとするが、…で、出ない(ToT)

出したいのに、出す気満々なのに…何故かシッコが出ないのだ。

 

30分ほど粘ってみたがやっぱり出ない。


もうこうなったらずっとここにいてもしょうがない。

きっと歩いているうちにしたくなるさ。

そうしたら近くのトイレなり藪なりに入ってもよおせばいいんだ。

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そう考えて大正池から河童橋まで歩くことにした。

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歩いていると目の前には延々と水を満たしている大正池と、

雪がまだ残っている勇壮な穂高連峰が広がっている。

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山があり、川があり、素晴らしいところだね(*´∀`*)

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やはり来てよかった。こんなに綺麗なところだったなんて。

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しかし、素直に感動したいのだが下半身が素直に喜べない。

どこかにトイレがないかとせわしなくあたりを見渡してしまう。

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すると歩いていけそうな河原が見えてきた。

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綺麗な水が目に入る。右手には綺麗なシラカバ?の木々が連なっている。あそこで用を足そう。

林に入って行きなんとか用を足そうとしてみたが、……やはり出ない(-_-;)

辺りはなんだか静かすぎて、時折遠くから聞こえる声がいやに集中力を奪う。
焦ったワシはそれでもなんとか用を足そうとするのだが、焦れば焦るほど出ないのだ。

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仕方ないのでここでするのを諦めて元来た道を戻り、再び河童橋を目指す。

もうこうなれば破れかぶれだ!

歩けば歩くほど辺りは感動的な景色が広がっているのだが、

やはり小便が気になって素直に感動できない!

だんだんイラついてきた!

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なんだってこんなときにこんな目に合わなければならないんだ!?(ノ`Д´)ノ彡┻━┻

 

ワシはタダこの自然の風景に感動したいだけなのに!

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しばらく歩いていると、もうすでにウエストン・レリーフも超えてしまう。

そろそろワシの下半身も限界に達してきた。

この近くにトイレがあったのでそこに駆け込むが、

 

……やはり出ない!


一体どうなってんだ?こんなに出したいのに。

こんなに限界なのに!

全然景色を楽しむことが出来ないじゃないか!

余りにも出ないもんだからなんだか悲しくなってきた。(ToT)


こんな素晴らしい日に限ってなんでこんな惨めな思いをしなきゃならないんだ!?

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しょんぼりしながら歩いてると、あるホテルが見えてきた。

ここは一般の泊まり客でなくても500円払えば温泉に入れるらしい。

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少し疲れたので、このホテルに入り、温泉に浸からせてもらう。

そしてこの温泉のお陰で、暖かいお湯に入って下半身の緊張を解き、

モノは試しにトイレに入ってみると、ようやく放尿することができた。

 

よかった!このときワシは神に感謝した!

本当だったら大正池からここまで歩いて2時間の距離を色々道草を食っていたら4時間(!)もかかってしまった!

しかし、やっとガマンしていた苦痛から開放されたのだ。

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ホッとして気の抜けた思いでホテルを後にすると、

外の風が湯上りの体に心地よく気分が一段と晴れやかになる。

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ああーーー!気持ちいいなぁ!

こんなにもここが気持ちいいとこなんて、本当に良い所だぁ!

来てよかった!上高地最高!!(*´ω`*)

 

さっきとは打って変わっていい気分になるわしなのだった。

 

カッパのいない河童橋

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1891年明治24年)に初めて橋が架けられた。全長37m、幅3.1m、長さ36.6mのカラマツ製の橋。中部山岳国立公園内の標高約1,500mに位置する。この橋から穂高岳焼岳などの山々を望むことができる。上高地を象徴するのシンボルの一つである。

毎年4月27日アルペンホルンの演奏と共に橋の袂で『上高地開山祭』が開催されている。11月15日には、『上高地閉山祭』が開催されている。ケショウヤナギの巨木が周辺の河畔に群生している。

橋は過去に4回架け替えられており、それぞれ1代目、2代目、3代目、4代目、5代目(現在)とある。

                  河童橋 - Wikipedia

そうして、わしは残りの河童橋までの道を小スキップで歩き出す。

すると目の前に大きな橋が見えてきた。

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ようやく河童橋にたどり着いた。ここが有名な河童橋かぁ!

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うわぁ、すげぇなぁ。本当に水が真っ青だよ!(*´ω`*)

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穂高連峰から流れてくる雪解け水はすごい透明度で底まで見通せるくらいに真っ青であった。

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すげぇ!写真とっとこ。バシャバシャ!

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ココら辺までくるとさっきまで緊張しっぱなしだったわしも、完全に気が抜けてくる。

ところでなんでカッパなんだろう?(・・?

名前の由来

河童橋という名前の由来には諸説あり、

  • 昔ここに、河童が住みそうな深い淵があったため。

  • まだ橋のなかった時代、衣類を頭に乗せて川を渡った人々が河童に似ていたから。

などがある。

あたりを見廻すとここらへんにはお土産物屋や食事処が多い。

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ワシもなんか食べたいけれど、カロリーメイトで我慢して次に行くことにした。

よ~し、ここまできたら休まずに明神池まで行くか!!

段々とテンションが上がってきた!

 

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立て札を見るとここから明神池まで片道一時間半だという。

 

知るかバカヤロウ!

一時間半なんてなんぼのもんじゃい!!!ヘ(゚∀゚ヘ)

 

溜まっていたシッコが出たので気分はすでに無敵状態である。

さっそく勇敢にもワシは今までの工程の疲れも見せずに歩き出した

(だってさっき温泉入ったもんね♪)

 

もう今さら怖いものなしである。

振り返ると背後に勇壮な穂高岳がそびえる。

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しかし、歩いて見るとこれが結構遠い。

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池がすごい色しているなw

しかしこれはヘドロなどで汚れているのではなく、綺麗な水に住む藻がそう見せているのだ。

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かなり綺麗な池(泉?)である。

その色は深いエメラルドグリーン。なんでこんな色になんだろ?(;´Д`)

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そしてここから険しい道程ながら大自然の雄大な山道が続く。

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勢い込んで歩いてはみたが、さすがに段々とバテてきた。

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それにしてもホントに青いなぁw

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見てこの青さ青すぎでしょ?

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まるで川底にエメラルドを敷き詰めたみたいである。

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橋の上から川面に近づいてみる。 

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するとさっきのエメラルドグリーンの川が今度は長々と続いている。

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歩いていくと道はさらに険しくなり、段々キツくなってくる。

しかし歩くこと一時間、なんとワシは予定より早く明神池に着いてしまった!

 

どんなもんだい!

ワシが本気を出せばこんなもんなんだよ!(威張る)ヽ(=´▽`=)ノ

 

周りを見渡すと結構なお客さんがいて隣の休憩所でモノを食いながら談笑して休んでいる。明神池は表が神社になっていて入場料を払うとその奥の池が見れるらしい。

(げっ、なんだよカネとんのか!ちぇ、そうと知ってれば来なかったよ。(;´Д`)

しかし、ここは金運がアップするパワースポットらしい。

そんなら是非にも見ておかねば!

 

そう思いながらも渋々お金を払い明神池の中へ。

 

明神池の悲劇

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上高地の奥の穂高神社奥 宮境内にあり、神域となっている。なお、「かみこうち(現在の漢字表記は「上高地」だが、本来は「神垣内」)」の地名は、穂高神社とその祭神である穂高見 命(ほたかみのみこと)の地であることに由来する。交通拠点となる上高地バスターミナルから徒歩でおよそ50分かかる。

梓川右岸標高約1,425 mに位置する。池はひょうたん型で一の池と二の池に分かれており、湖面へ映る木々が美しい。神秘的な感覚が味わえ、散策にはもってこいである。池ではイワナマガモオシドリなどが見られる。

明神岳で土砂崩れが起き、梓川支流の沢がふさがれてできた。かつては三の池もあったが、土砂災害により消えてしまった。神社内の池であるので拝観料300円がかかる。

毎年10月8日に例大祭である、御船神事が開催される。すぐ南には上條嘉門次レリーフが設置されている。周辺には多数の宿泊施設がある。

              明神池 (松本市) - Wikipedia

そこには大正池とはまた違った綺麗な池が広がっていた。

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池全体に黄色っぽい感じがする。

ははーん、なるほど。だから金運のパワースポットなんて呼ばれているのか。

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これなら確かにご利益はありそうだwわしも大金持ちになれるかしらん?

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池の水はどこまでも透き通っている。

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あ、カモが親子で泳いでいくぞ。 

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青空と綺麗な池に映えるカモたちは絵になるなぁ。

ひと通りあたりの写真を撮ったので奥へ行ってみることにした。

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こちらは先程の大きな池とはまた違い、こじんまりとしているが様々な岩が連なっていて、一つの自然な日本庭園の池のようになっている。

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岩がゴツゴツしていて足元は覚束ない。

それでも岩の間を歩いて渡りなるべく奥へ。

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周りを見渡すと真ん中まで岩が続いていてそこまでいけそうである。

よ~し、あそこまで行ってみよう!

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そうしてよせばいいのに無理をして、池の中心まで伸びている岩の上を歩いていく。

しかし、これが今回上高地での最悪の事件を引き起こしてしまう。

 

ワシは重いバックパックを抱えながらも岩場を飛び越えて真ん中の岩にたどり着いた。

 

しかし、その一つ奥にもっと中央に突き出ている岩がある。

そこまで行こうと思ったのだが、足を滑らせて水に落ちたら大変なので、大きな岩の上にバックパックとカメラを置いて前の岩に進み出た。

もう少し、池を覗き込もうと体を前に倒す。

 

その時!

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上着の胸ポケットにに入っていたiPhoneをズルッと水の中へ落としてしまう!

 

ああっ!Σ(゚д゚lll)ガーン!

 

驚愕の思いで池の底を見る。

水の底を見ると、電源が入ったままワシを見上げているiPhoneが。

 

ワシは慌てて

(よかった。まだ壊れてない!一刻も水の中から早く救い出さなくては!(@_@;)

と膝の丈ほどの池にゆっくり入ろうとすると、

 

ズルッ!!

ドボーーーーン!!!

なんと、そのまま池の中に落ちてしまった!!

 

「ぷはっ!つ、冷てっ」

 

慌てて池からiPhoneを握りしめて逃げ出すワシ。

もちろん全身濡れネズミパンツの中までぐっしょりである。

(や、やっちまった!!!あろうことか一人旅で大切なiPhoneを水の中におとすなんてっ!!(((( ;゚д゚))))アワワワワ

 

大ショック!

 

先刻のシッコ事件なんか比べ物にならないほどの衝撃と落胆と自分への怒りがこみ上げてくる!

 

まさかこんな目に合うとは!!!

 

あたりを見渡すと他の客たちの白い目が。

(こいつは一体何やってるんだ?(=o=;)

 とでも言いたげな冷たい目でワシを見ていた。

いたたまれなくなったワシは、慌てて明神池を出てどこか着替えられるような場所を探すために駈け出した!

 

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着替えることも難儀な上高地

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急いで明神池を出てどこか着替えれる場所を探す。

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と、とにかくどこかで着替えなくちゃ!

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見えてきた橋を渡り、その奥にはこじんまりとした休憩所にたどり着いた。店員さんにワケを話すと親切にも奥の座敷で着替えさせてもらう事ができた。

 

惨めだ。あまりに惨めな一日である。

でもバックパックを落とさなくてよかった。

あの時、岩にこれを置いといてよかった。(-_-;)

 

予備の着替え(雨カッパの上下)に着替えて休憩所を出る。

胸の中は失望感でいっぱいである。俺は一体何やってるんだろう?

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ねぇ、穂高岳さん、なんでこんな惨めなことになっちまうんだ?

…もちろん穂高岳は答えるわけがない。

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 …なんで?なんでこうなっちまうかなぁ?

ワシはただこの上高地を楽しみたかっただけなのに!(T_T)

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河童橋まで戻ってきた。

太陽はいつの間にか午後の陽射しに変わり 、心なしかあたりは少し寂しげな雰囲気をたたえている。

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近くの人があまりいないテーブルに腰を降ろし、空いているテーブルの上でジーンズを乾かす。

しばらく無言のままボーっとあたりを見渡すと、

楽しそうにしているカップルやお年寄りたちが和やかに談笑していた。

そんな姿を一人見つめていると無性に自分の愚かさに腹が立つとともに切なくなった。

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……俺は一体何をやっているんだろう?(´Д⊂グスン

 

15分ほどして、しょんぼりと上高地の一番大きなバスターミナルに行って帰りの整理券をもらう。

これをもって窓口に行かないとバスに乗せてもらえないのだ

 

今日一日の醜態にがっがりしながら一人帰りのバスで塞ぎこむ。

自分の馬鹿さ加減にため息が出る。

はぁ…………………何やってんだ俺?(・_;)

 

(ここまで来て大事なケータイ壊すなんて、考えられない失態だろ!?)

手のひらの中にあるiPhoneは返事をしない。

電源を入れようにも内部でショートするのが怖くて入れられない。

 

俺、本当に何やってるんだ?(_ _;)

 

その後松本駅でソフトバンクのお店を探そうとした。しかしなにぶん疲れていた。疲れすぎていた。

どっと今日の一日の一人芝居の疲れが押し寄せてきて、とてもケータイを直しに行くつもりになれなかった。

 

しかし、これがもう一つの悲劇を呼ぶことになるのだった。

 

早く電車に乗って次の名古屋に着きたいと思っていたので、ケータイ屋を周るのはあきらめて電車に乗る。

なんせ名古屋までここからドンコで五時間くらいかかるのだ。

それもだいぶしんどい。

 

もうなんだかやる気がしない。

本当だったらこんな一日は家に帰って布団被って眠るのが一番なんだ。

だけど今のワシにはそんな暖かい家も、今日泊まるホテルさえ決まっていない。

 

こんな時、しみじみと帰れる家があることのありがたさがよく分かる。

帰れる家があるって素晴らしいことなんだよな。

 

俺も家に帰りてーよ(´Д⊂グス

 

でも少なくともここから五時間も電車に揺られていなければならない。

キツイ。かなりキツイ。これが一人旅ってやつなのだ。

そこで起こった全てのことを自分が背負い込まねばならないのだ。

必ずしも良い事ばかりではない。

 

苦もあれば楽もある。喜があれば哀もある。

 

それに耐えれるものがこれからこの先歩くことができるのだ。

そんなことを思い知った長野の最後の日だった。 

 

doraneko-travel.hatenablog.jp

 

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